松山で初の、京都発!ヨーガの料理クラス「さまらさの台所」が、7月11日(土)、12日(日)の2日間にわたって開催されました。11日(土)の夜には、ヨーガと食について学ぶ「さまらさトークス」も行われました。















素敵なチラシです!

クリックすると拡大します。


講師は、この春出版されたヨーガの料理本『さまらさの台所』を企画、執筆されたさまらさスタッフの皆さんが、はるばる京都から足を運んでくださいました。











『さまらさの台所』の表紙です。

とってもきれい!

松山ヨーガ・サークルでもご購入いただけます。是非、手にとって見てください!



それでは、料理クラスとさまらさトークスの当日の様子をお伝えします!

料理クラス1日目

7月11日(土)13:30〜16:30

1日目はインド料理。メニューは、ビリヤニ(インド風炊き込みご飯)、オクラのサブジ(蒸し煮)です。

みなさんの参加の動機はさまざまで、
「ヨーガの料理に興味がある」
「『さまらさの台所』の料理本を見て、是非作ってみたい!と思って」
「インド料理をつくってみたい!」
「チラシの写真がおいしそうだっだので!」などなど。
ヨーガを学んでいる方から、ヨーガは全くした事がない方まで、なんと31人の方が参加してくださいました!


会場のコムズの8つの調理台にグループで分かれて、さまらさスタッフの皆さんにひとつひとつ丁寧に教えていただきました。

ビリヤニはインド風炊き込みご飯で、お米はバスマティという、インドのお米を使いました。日本のお米とは、見た目もちょっと違っていて、細長い形をしています。粘りが少なく、パラパラしていて、うまみを含みやすく、カレーやピラフ、チャーハンなどによく合うお米だそうです。

スーパーなどで手軽に手に入る、缶入りのカレーパウダーと、ちょっと本格的にクミン、カルダモン、クローブ、ベイリーフ、シナモン、などのスパイスを入れて、お野菜と一緒に炊き込みます。


お野菜の切り方も丁寧に教えていただきました。じゃがいもやにんじんは皮を剥かずに全部いただきます。なすのヘタも「硬いところだけとればいいですよ〜」と、さまらさスタッフの見本をみて「ああ!ここまでお野菜を大切にしてるんだ!」とはっとさせられます。

なんだかお野菜たちが、キラキラしていて喜んでいるような気がしました。


鍋に油とスパイスを入れて火にかけて、お野菜などの食材を順に鍋に入れていき、あとは炊くだけなので、とっても簡単!


もう一品は、オクラのサブジ。カレー味の蒸し煮です。

オクラにこんないただき方があったのか!とその美味しさに驚きの声があちこちから聞こえましたよ。玉ねぎを炒めてカレーベースを作り、オクラを炒めて、スパイスと塩を入れて、蓋をして蒸すだけで出来上がり!


グループでみんなが少しずつ野菜を切るところや、鍋で炒めるところを体験して、わいわい楽しくやっているうちに、あっという間に出来上がりました。

レモンを輪切りにして蜂蜜につけ込んだものを、お水で割って、はちみつレモンを作って添えました。さわやかな味は、スパイシーなビリヤニとサブジにぴったりです。

グループごとに「いただきま〜す!」みんないい笑顔です!

試食のあとで、ヨーガの食事についてのお話を聞きました。

旬の野菜を中心に、良質な食材を選んでとること。食材の性質を知って、身体と心を浄化し、軽やかにするような食材をとることを教えていただきました。

アーサナ(ポーズ)や瞑想と同じように、毎日の食事を調えていくことはとても大事なんですね。


さまらさのお料理を作って、いただいて、なんだか皆さん嬉しそうですね!笑顔が輝いてます!!


さまらさトークス

7月11日(土)18:00〜19:30

1日目の夜には、松山ヨーガ・サークルにて、ヨーガの食についてのお話「さまらさトークス」を行いました。テーマは「目からウロコなヨーガ的食生活」です。

さまらさスタッフのシャチーさんとマードゥリーさんが、体験談を盛り込みながら、楽しくお話してくださいました。

何をどのように食べたらいいのか?

食材の性質について学び、それを意識して選んで摂るようにするとよいと学びました。また、同じ食材であっても、鮮度によって性質が変化するので、旬のお野菜で生き生きとしたもの選ぶようにし、腐らせたりして,無駄にしないように、調理や保存を工夫する智慧なども、体験を通したお話を聞くことができました。


シャチーさんが、「本当にお腹がすいているのか? それとも、口が、心が食べたいと思っているのか? それを自分に問いかけてみたことがある。そして、お腹がすいていないからまだ食べない、、、。とやっていくと、本当はそんなに食べる必要がなかったことに気がついた」という話をしてくださったのですが、こうやって「節食」を自分の心と身体を使って実践して、心と身体で納得して、体得していくことがヨーガの実践なのだなあ、と改めて感じることができました。


料理クラス2日目

7月12日(日)13:30〜16:30

2日目は和食。メニューは、梅ご飯、だし巻き卵、夏の焼き野菜、煮干しとくるみの田作り風、切り干し大根のカレー炒め、きゅうりの漬物、とろろ昆布の冷やしおすまし。7品の夏御膳です!

食材は、その土地でとれた新鮮なもの、美味しいお野菜で作るのが一番!ということで、

さまらさスタッフのみなさんが、JR松山駅近くの「おひさま市」で選んでくださいました。

生き生きとしたお野菜たち!全部、松山近郊でとれたお野菜です。美味しそうですね!

今日も、食材を無駄にすることのないお料理ばかりでした。取り除いたのは、本当に硬くて食べれないヘタの部分くらいです。切り干し大根を戻す時も、最小限の水でもどします。戻し汁も、捨てないでお味噌汁などに使うことができます。


すべてが大切に扱われ、本当に、食材も、料理する私たちも、同じ大切な存在であることを、実践を通して学び、感じることができました。


お料理は、どれも、調理法や味付けはとてもシンプル。

水に煮干しをつけただけの出汁とほんの少しの塩を入れ一番搾りのごま油で焼くと、とても美味しいだし巻き卵ができるし、焼き野菜は、新鮮な夏野菜を焼いて、オリーブオイルと醤油をからませるだけ。切り干し大根をカレー炒めにするのは、目からウロコ!こんなに簡単に、美味しい一品ができるなんて!「さっそく、家でもやってみよう!」という声があちこちから聞こえます。

あっという間に7品ができあがりました。

みんなで、いただきます! 美味しい〜!!

 

参加者の皆さんからは、たくさんの感想をいただきました。一部を紹介させていただきます。


「素材の味を生かした、とても簡単でおいしい料理でした。旬の食材に目を向けて食して行きます。説明の内容もわかりやすく、楽しいひとときでした」


「野菜など、そのものの味がとてもおいしく感じられるお料理で、素材を大切に料理するということや、食材に感謝する気持などを学ばせていただきました」


「日本料理は、砂糖、お酒、みりんなどを使うものだと思っていましたが、使わなくてもおいしいものが作れるということがわかりまさに、目からウロコでした」

「舌だけでなく、心にもたくさん栄養をいただきました。ありがとうございました」

「丁寧に作ることによって、心も落ち着くようです」

 

「自分にもつくれそう」「家でも作ってみたい」という声がたくさんありました。思い出しながら、是非作ってみてくださいね。

 

2日間、本当に楽しい時間でした!

京都から遠路松山までお越しいただいた、さまらさスタッフのみなさん、参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!